2018年7月13日金曜日

感染症情報(2018年7月前半)

・ 普通感冒(通常のかぜ)が流行しています。春先から続くかぜの特徴は咳と鼻水です。夏に流行するかぜの特徴は発熱です。どちらも数多く見られます。全身状態は比較的良く保たれます。
・ 手足口病(夏かぜの一つ)が増えてきました。秋口まで流行が続くと予想されます。
・ 伝染性紅斑(リンゴ病)が流行しています。発疹が現れた時点で感染性は消えているので、全身状態が良ければ登校・登園できます。
・ 胃腸炎が流行しています。主な症状は嘔吐、腹痛、発熱、下痢です。
・ 溶連菌による咽頭扁桃炎(のどかぜ)が流行しています。夏休みに入るまで流行すると思われます。
・ 水ぼうそうが散発しています。ワクチン接種歴がないか1回だけの小学生に多いです。おたふくかぜは見られません。どちらもワクチン2回接種を行うことで身を守りましょう。おたふくかぜに伴う難聴は高度であり、治療法がありません。多くは一側性ですが、まれに両側性もあります。平衡機能障害(めまい)を伴うこともあります。ワクチンが唯一の予防法です。詳しくは院長のコラム「おたふくかぜが難聴を起こす(2006年8月)」「おたふくかぜワクチンの大切さ(2015年6月)」をご参照ください。
・ 麻疹は、過去11年間にわたり当院で発生ゼロです。今年、神奈川県で4件の報告があります。沖縄県での流行は終息しました。風疹は過去14年間にわたり当院で発生ゼロです。今年、神奈川県で3件の報告があります。妊婦が風疹にかかると、赤ちゃんに先天性風疹症候群を生じることがあります。1歳と就学1年前になったら早めにMRワクチンを接種しましょう。ワクチンの情報は、院長のコラム「麻疹の根絶は間近い(2010年3月)」「麻疹騒動に学ぶ、集団免疫の大切さ(2016年8月)」をご参照ください。

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