2020年3月8日日曜日

新型コロナウイルス感染症への対応

 新型コロナウイルス感染症への対応(最新版、3月7日時点)を「院長のコラム」に掲載しました。ご参照ください。

 新型コロナウイルス感染症は、無症状・軽症から重症肺炎や死亡に至るケースまで程度はさまざまですが、多くは無症状〜軽症です。高齢の方や基礎疾患 (免疫不全、呼吸器疾患など) を持つ方は、重症化のリスクがあります。3月7日現在、国内で小児の感染者は少数にとどまり、重症化した事例は報告されていません。

 コロナウイルスは風邪ウイルスの一つですので、一般的な風邪対策は有効です。感染様式は「飛沫」と「接触」です。麻疹のような「空気感染」はありません。
 ・マスク着用 … 感染予防の効果は限定的ですが、感染拡大予防になります。咳やくしゃみのある方は、マスクを必ずご着用ください
 ・手洗い … 感染予防になります。こまめに洗いましょう。20秒くらいは必要です
 ・うがい … 効果は限定的ですが、感染予防になります。こまめにしましょう
 ・十分な休息と睡眠 … これが基本です。実は非常に重要です

 診断用のPCR検査が3月6日付で保険適用になりましたが、実施できるのは感染防護体制が整った感染専門病院のみです。一般の医療機関では検査できません。感染専門病院への受診・検査の適否は、帰国者・接触者相談センターの判断に委ねられます。風邪症状や発熱が2日以上続く場合、または息苦しさ (呼吸困難) や強い倦怠感が現れた場合、同センターにご連絡ください。基礎疾患を持つ小児は、さらに早めに連絡してください。感染者との接触歴がある場合も、同センターにご連絡ください。

 軽症者が一般の医療機関を受診した場合、診断を確定する検査はできませんし、治療は通常の風邪の対症療法と同じです (新型コロナウイルスの特効薬はありません)。現時点で、風邪の原因の大半は通常の (季節性の) ウイルス感染症と考えられます。

0 件のコメント:

コメントを投稿