2020年10月25日日曜日

アレルギー性鼻炎の舌下免疫療法

 アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を微量ずつ長期間にわたり舌下に投与することでアレルギー反応を起こしにくい身体を作る治療を「アレルゲン舌下免疫療法」といいます。ダニおよびスギ花粉によるアレルギー性鼻炎に対して根治を目指せる治療法の一つです。治療が35年の長期間に及ぶこと、アレルギー反応の副作用に気を配る必要があることなど、通常の治療よりもハードルが若干高めではあります。

 しかしながら、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目の痒みなどに長く悩んでおられる子どもたちにとって、アレルギー体質を根本的に解決することができれば、その恩恵は計り知れません。当院は、アレルゲン舌下免疫療法を実施しています。鼻炎、花粉症の診断と治療に関して、どうぞお気軽にご相談ください。詳細は、院長のコラム「アレルギー性鼻炎を治す舌下免疫療法」(2020年11月)をご参照ください。

2020年10月21日水曜日

重要! 冬季の発熱患者さんへの対応について

 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行期に向けて、発熱患者さんに対応するための神奈川モデル「発熱等診療予約システム」が112日に始まります。当院は、同システムの中核をなす「発熱診療等医療機関」として、神奈川県から指定を受けました。指定期間は202011月〜20213月です。小児の発熱患者さんを従来と変わらず診療いたします。もちろん、非発熱の患者さんも従来と変わらず診療いたします。

 冬季における発熱を伴う呼吸器感染症は、インフルエンザのほか、RSウイルス、ライノウイルス、パラインフルエンザウイルス、旧来のコロナウイルス、溶連菌など、季節性の風邪が大部分を占めます。小児における新型コロナウイルスは、感染しにくいこと、感染してもほとんどが軽症で自然に治ること、感染経路の多くが家族内 (親から子へ) であること、他人に感染させにくいことが特徴で、神奈川県のみならず全国的に発生はごく少数に留まっています。今冬の熱性疾患の主役もインフルエンザや季節性の風邪であろうと予想されます。しかし、新型コロナウイルスに対する警戒を怠ることはできません。最新の流行情報に常に目を配り、診療に反映させてまいります。

 当院は、インフルエンザ、RSウイルス、溶連菌の迅速検査を行います新型コロナウイルスの検査は行いません。検査が必要と判断しましたら、大和ウォークスルーPCR集合検査場 (大和市役所駐車場内) に紹介いたします。ただし濃厚接触者は、保健所に指定された医療機関で行政検査を受ける仕組みになっています。また、陰性証明は医学的に無意味ですので、当院は推奨しておりません。

 発熱患者さんを診療する際、動線の分離が重要です。当院は、空気清浄機やパーティションを設置し、院内の換気とアルコール消毒をこまめに実施し、非発熱・非感染症の患者さん(予防接種なども含めて)を別室にご案内し、マスク着用と手指消毒とソーシャル・ディスタンシングをご励行いただいております。マスクをまだ着用できない2歳未満児につきましては、ハンドタオルなどのご用意をお願いしております。また、院内での待ち時間を短縮するために、順番待ち予約システムの利用や自家用車内での待機をお勧めしております。保護者の付き添いは(可能なかぎり)発熱していない方にお願いいたします。最小限の人数で(子ども1名につき保護者1名)、ご来院ください。2週間以内に海外から帰国された方、新型コロナウイルス感染症との接触が疑われる方、集団発生があった場所を訪れた方は、院内に直接入らず電話での連絡をお願いいたします。

 皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。