2021年3月5日金曜日

新型コロナウイルスワクチン情報(3)

 新型コロナワクチンの医療従事者向け接種が始まりました。ワクチンとの因果関係が疑われる重大な副反応は生じておらず、接種は滞りなく進んでいます。大和市には36日、第一便(約1千人分)が市立病院に届けられる予定です。

 ファイザー製ワクチンの有効性を証明した学術論文は三つあります。一つ目は以前にコラムで紹介した臨床試験です。ワクチン接種群で新型コロナウイルス感染症を発症したのは18198名中8名であったのに対し、ワクチン非接種群で17511名中162名でした。ワクチン2回接種により発症者数が20分の1に減少し、有効率95%と結論されました。二つ目と三つ目は、世界最速でワクチン接種が進むイスラエルで成績です。二つ目はワクチン接種を行った病院職員約7千名の追跡調査です。1回の接種で新型コロナウイルス陽性者数が85%減少しました。三つ目はワクチン2回接種を済ませた約60万人と未接種の約60万人の比較試験です。2回の接種で、陽性者数、発症者数、入院者数、重症者数は、それぞれ92%、94%、87%、92%減少しました。

 いずれの成績もファイザー製ワクチンのすぐれた有効性を示しています。他社製のワクチンもおおむね同様の成績です。新型コロナウイルスとの闘いはまだ続きますが、ワクチンの登場によって先を見通せる展開になってきたと言えるでしょう。

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