2020年11月26日木曜日

インフルエンザ・ワクチンの再々受付を終了いたしました

インフルエンザワクチンの三次受付(10名様分)は1128日に終了いたしました。これをもちまして、今季のインフルエンザワクチンの受付を完了いたします。ご希望に沿えなかった皆様には深くお詫びを申し上げます。

2020年11月16日月曜日

子宮頸がん予防ワクチン 最新情報

子宮頸がん予防ワクチンの個別通知が接種対象者(小学6年〜高校1年の女子)に送られてきます。厚生労働省が10月に方針を発表しました。隣の座間市や相模原市では、すでに各家庭に届いています。大和市は対応が遅れていますが、市役所に確認したところ、現在準備中とのことです。

子宮頸がん予防ワクチンは、女性の人生を守る大事なワクチンです。接種をぜひ前向きにご検討ください。詳細は、院長のコラム「子宮頸がん予防ワクチンの現在」(20194月)をご参照ください。厚生労働省のホームページもご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/000679259.pdf

https://www.mhlw.go.jp/content/000679261.pdf

感染症情報(2020年11月前半)

急性上気道炎(かぜ)が乳幼児〜学童の間で流行しています。寒さが厳しくなるにつれて、かぜにかかる子どもが増えてきました。ライノウイルスなどが原因です。主な症状は鼻水と咳です。12日間の発熱を伴うことがあります。全身状態は比較的良好に保たれます。

・溶連菌感染症が散発しています。主な症状は、発熱と咽頭痛です。

・新型コロナウイルスの大和市内での感染者数(11114日)は18名です。全国的には感染者数が増加していますが、大和市内に限っては先月とほぼ同ペースです。全例が軽症か無症状で、重症の報告はありません。全年齢層で発生しています。10歳未満児の感染者は1名で、家族内感染と推測されます。市内の学校や幼稚園・保育園でクラスター(感染者集団)の発生はありません。当院での発生もありません。

・日本小児科学会は1111日、小児の新型コロナウイルス感染症に関する医学的知見を発表しました。要点を列記しますと、「小児が占める割合は少ないが、感染拡大に伴ってその割合が増えてきた」「学校や保育施設におけるクラスターは発生しているが、社会全体から見ると多くなく、多くは家族からの感染である」「小児は成人と比べて感染しにくい可能性が示唆される」「小児のウイルス排泄量は成人と比べて同程度である」「小児は成人と比べて軽症で、死亡例はほとんど無い」「ほとんどの小児の新型コロナウイルス感染症では、経過観察または対症療法が選択されている」「学校や保育施設の閉鎖は流行阻止効果に乏しい可能性が指摘されている」「教育・保育施設等の閉鎖や大人(養育者)のストレスが小児の心身に影響を及ぼしており、新型コロナウイルス感染症の流行による環境変化に関連した健康被害が問題になっている」「乳幼児健診や予防接種の機会を逃す子どもが増えていることは大きな問題である」などです。詳細は小児科学会ホームページ(http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=342)をご参照ください。

・新型コロナウイルス感染症における濃厚接触者の定義は、「感染者(発症の2日前から)と近距離(約1m以内)で長時間(15分以上)接触した場合」とされています。ただしこの定義に当てはまっても、マスクの有無、三密の状況(発声を伴う行動、対面での接触など)により、感染の可能性は大きく異なります(双方がマスクを着用し密接を避けていれば、感染の可能性は低くなります。手指消毒をしていれば、さらに可能性は低くなります)。

水ぼうそう、おたふくかぜともに流行はありません。

・麻疹が散発的に出ています。今年、神奈川県で1名(全国で13名)の報告があります。風疹も散発的に出ています。今年、神奈川県で8名(全国で93名)の報告があります。麻疹、風疹ともに、感染者の多くはワクチン接種歴がないか不明の成人です。妊婦が風疹に罹ると、赤ちゃんに先天性風疹症候群を生じる危険があります。昨年、4名の報告がありました。1歳と就学1年前の2回、MRワクチンを接種しましょう。成人で風疹ワクチンを一回も接種していないか、一回しか接種していない場合、ぜひ二回接種を行ってください(ただし、女性は妊娠中に接種できません。接種後2ヶ月は避妊が必要です)。風疹の流行を止める唯一の手段はワクチンの普及です。昨年4月から成人男性(昭和3742日から昭和5441日までに生まれた男性)を対象とした抗体価測定(無料)とワクチン接種(無料、定期接種)が開始されました。該当する方は検査とワクチンをご考慮ください。当院においても受け付けています。また大和市は、市内在住で19歳以上の女性(妊娠を希望する方。妊婦または妊娠の可能性がある方は除く)とその配偶者に対して、MRワクチン接種の一部公費助成を行っています。当院においても受け付けしています。詳細は大和市役所にお尋ねください。

2020年10月25日日曜日

アレルギー性鼻炎の舌下免疫療法

 アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を微量ずつ長期間にわたり舌下に投与することでアレルギー反応を起こしにくい身体を作る治療を「アレルゲン舌下免疫療法」といいます。ダニおよびスギ花粉によるアレルギー性鼻炎に対して根治を目指せる治療法の一つです。治療が35年の長期間に及ぶこと、アレルギー反応の副作用に気を配る必要があることなど、通常の治療よりもハードルが若干高めではあります。

 しかしながら、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目の痒みなどに長く悩んでおられる子どもたちにとって、アレルギー体質を根本的に解決することができれば、その恩恵は計り知れません。当院は、アレルゲン舌下免疫療法を実施しています。鼻炎、花粉症の診断と治療に関して、どうぞお気軽にご相談ください。詳細は、院長のコラム「アレルギー性鼻炎を治す舌下免疫療法」(2020年11月)をご参照ください。

2020年10月21日水曜日

重要! 冬季の発熱患者さんへの対応について

 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行期に向けて、発熱患者さんに対応するための神奈川モデル「発熱等診療予約システム」が112日に始まります。当院は、同システムの中核をなす「発熱診療等医療機関」として、神奈川県から指定を受けました。指定期間は202011月〜20213月です。小児の発熱患者さんを従来と変わらず診療いたします。もちろん、非発熱の患者さんも従来と変わらず診療いたします。

 冬季における発熱を伴う呼吸器感染症は、インフルエンザのほか、RSウイルス、ライノウイルス、パラインフルエンザウイルス、旧来のコロナウイルス、溶連菌など、季節性の風邪が大部分を占めます。小児における新型コロナウイルスは、感染しにくいこと、感染してもほとんどが軽症で自然に治ること、感染経路の多くが家族内 (親から子へ) であること、他人に感染させにくいことが特徴で、神奈川県のみならず全国的に発生はごく少数に留まっています。今冬の熱性疾患の主役もインフルエンザや季節性の風邪であろうと予想されます。しかし、新型コロナウイルスに対する警戒を怠ることはできません。最新の流行情報に常に目を配り、診療に反映させてまいります。

 当院は、インフルエンザ、RSウイルス、溶連菌の迅速検査を行います新型コロナウイルスの検査は行いません。検査が必要と判断しましたら、大和ウォークスルーPCR集合検査場 (大和市役所駐車場内) に紹介いたします。ただし濃厚接触者は、保健所に指定された医療機関で行政検査を受ける仕組みになっています。また、陰性証明は医学的に無意味ですので、当院は推奨しておりません。

 発熱患者さんを診療する際、動線の分離が重要です。当院は、空気清浄機やパーティションを設置し、院内の換気とアルコール消毒をこまめに実施し、非発熱・非感染症の患者さん(予防接種なども含めて)を別室にご案内し、マスク着用と手指消毒とソーシャル・ディスタンシングをご励行いただいております。マスクをまだ着用できない2歳未満児につきましては、ハンドタオルなどのご用意をお願いしております。また、院内での待ち時間を短縮するために、順番待ち予約システムの利用や自家用車内での待機をお勧めしております。保護者の付き添いは(可能なかぎり)発熱していない方にお願いいたします。最小限の人数で(子ども1名につき保護者1名)、ご来院ください。2週間以内に海外から帰国された方、新型コロナウイルス感染症との接触が疑われる方、集団発生があった場所を訪れた方は、院内に直接入らず電話での連絡をお願いいたします。

 皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

2020年9月21日月曜日

ワクチンの接種間隔の制約が一部、緩和されます

 従来、生ワクチンは接種してから27日以上不活化ワクチンは接種してから6日以上の間隔をあける必要がありました。

 2020101日から、定期接種実施要領の改正に伴い、制限が一部緩和されます。注射の生ワクチン(麻疹・風疹、水痘、おたふくかぜ)のみ接種してから27日以上あけますがその他のワクチンについては制限がなくなりますただ同一ワクチンを複数回接種する際の接種間隔の制限は従来どおりです(ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルス、四種混合など)。

 詳細は電話か窓口でお尋ねください。

2020年9月14日月曜日

ロタウイルスワクチンの定期接種化

 ロタウイルスワクチンが10月1日から定期接種化されます。定期接種の対象者は、2020年8月1日以降に生まれた赤ちゃんです。生後14週6日以内に初回接種を済ませることが推奨されています。生後2ヶ月を過ぎましたらなるべく早く、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチンと同時に接種なさることをお勧めいたします。