2020年10月18日日曜日

感染症情報(2020年10月前半)

    急性上気道炎(かぜ)が乳幼児〜学童の間で流行しています。ライノウイルスなどが原因です。主な症状は鼻水と咳です。発熱は無いか、あっても多くは1日前後で解熱します。全身状態は比較的良好に保たれます。

 溶連菌感染症が散発しています。主な症状は、発熱と咽頭痛です。

 新型コロナウイルスの感染者数(大和市内、1016日まで)は21名です。9月に比べて若干少なめです。全年齢層に見られます(老人施設でクラスターが発生したため、高齢者の感染者数が増えています)。感染者のほとんどは軽症か無症状で、重症例の報告はありません。10歳未満児の感染者は1名で、家族内感染(親から子へ)と推測されます。市内の学校や幼稚園・保育園でクラスター(感染者集団)の発生はありません。当院での発生もありません。

 文部科学省の全国調査(68月)では、小中高生の感染源の50%以上が家族で、15%が学校でした(小学生に限ると75%が家族内感染でした)。したがって、家族の健康維持が子どもを守る上で最も大切といえます。

・新型コロナウイルス感染症における濃厚接触者の定義は、「感染者(発症の2日前から)と近距離(約1m以内)で長時間(15分以上)接触した場合」とされています。ただしこの定義に当てはまっても、マスクの有無、三密の状況(発声を伴う行動、対面での接触など)により、感染の可能性は大きく異なります(双方がマスクを着用し密接を避けていれば、感染の可能性は低くなります。手指消毒をしていれば、さらに可能性は低くなります)。

欧米で、川崎病と新型コロナウイルス感染症の関連が疑われるケースが散見されています。しかし川崎病の基準を逸脱した重症例が多く、川崎病とは異なる病態の可能性が高いです(小児多系統炎症症候群(MIS-C) と命名されています)。日本において、新型コロナウイルス感染後の川崎病の報告が1名ありますが、MIS-Cの報告はゼロです。MIS-Cの発生頻度には遺伝学的な(民族的な)差異があり、東洋人には少ない? と推測されています。

2020年9月25日金曜日

インフルエンザワクチン 再供給の可能性について

 本年のインフルエンザワクチンの予約は、911日をもちまして終了いたしました。新型コロナウイルス感染症の流行が懸念される中、例年よりもインフルエンザワクチンの取得が困難になっており、当院は昨年並みの量を確保することで精一杯でした。

 ただ、12月上旬に一定量のインフルエンザワクチンが再供給される可能性があり、その場合はあらためて予約をお受けいたします。見通しが立った時点で(11月あたり?)、順番待ちテロップならびにホームページに受付の期日を掲示いたします。もしも再供給を得られなければ、何卒ご容赦ください。

2020年9月21日月曜日

ワクチンの接種間隔の制約が一部、緩和されます

 従来、生ワクチンは接種してから27日以上不活化ワクチンは接種してから6日以上の間隔をあける必要がありました。

 2020101日から、定期接種実施要領の改正に伴い、制限が一部緩和されます。注射の生ワクチン(麻疹・風疹、水痘、おたふくかぜ)のみ接種してから27日以上あけますがその他のワクチンについては制限がなくなりますただ同一ワクチンを複数回接種する際の接種間隔の制限は従来どおりです(ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルス、四種混合など)。

 詳細は電話か窓口でお尋ねください。

2020年9月14日月曜日

ロタウイルスワクチンの定期接種化

 ロタウイルスワクチンが10月1日から定期接種化されます。定期接種の対象者は、2020年8月1日以降に生まれた赤ちゃんです。生後14週6日以内に初回接種を済ませることが推奨されています。生後2ヶ月を過ぎましたらなるべく早く、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチンと同時に接種なさることをお勧めいたします。

2020年9月12日土曜日

乳幼児健診:第2火曜日のみ12時40分開始です

 玉井は神奈川県医師会の公衆衛生委員を務めています。毎月第2火曜日の14〜15時に委員会(テレビ会議)があり、主に新型コロナウイルス感染症の対策について協議を行っています。
 火曜日の14〜15時は乳幼児健診の時間ですが、以上の事情のため、第2週のみ、12時40分〜13時40分に時間を早めさせていただいています。乳幼児健診にお出でになる皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくご了承のほどをお願い申し上げます。
 また、午後の一般診療の開始が少々(15時15分前後)遅れます。この点もご了承をよろしくお願いいたします。

2020年9月5日土曜日

インフルエンザワクチンの予約受付を終了いたしました

 2020年のインフルエンザワクチンの予約受付を9月5日(土)に開始し、9月11日(金)16時までに572名様のご予約をいただきました。これをもちまして予約を終了させていただきます。電話がつながりにくかったこと、ご希望に沿えない場合がありましたことを深くお詫び申し上げます。

 わが国におけるインフルエンザワクチンの供給量は十分ではありません。当院はワクチンの確保に最大限の努力をいたしましたが、すべての皆様のご要望にお応えするだけの数量を揃えられませんでした。まことに申し訳ございません。もしも11月以降にワクチンの追加供給がありましたら、あらためて予約をお受けいたします。その際はホームページのお知らせ欄と順番待ちシステムのテロップに予約再受付の要項を掲載いたします。

 なお、10月1日からワクチンの接種間隔の規制がおおむね撤廃されます。従来はインフルエンザワクチンと他のワクチンの接種間隔を1〜4週間あけなければなりませんでしたが、今後は間隔を気にせずに接種できます。詳細は窓口でお尋ねください。

2020年9月4日金曜日

定期予防接種:大和市と海老名市の相互乗り入れ

 2020年10月1日から、大和市と海老名市の間で、定期予防接種の相互乗り入れが始まります。海老名市在住の方も、当院で定期予防接種を受けることができます。海老名市が発行する予診票をご持参ください。