2010年6月8日火曜日

ワクチン同時接種のお勧め

 複数のワクチンを同時接種しても、その安全性と有効性に変化は生じません。安心して接種していただけます。欧米ではすでに日常的に行われています。日本でも二、三年前から実施されていますが、まだ十分に普及するには至っていません。

 当クリニックはワクチンの同時接種を積極的に推奨しています。たとえば、三種混合(DPT)+ ヒブ + 肺炎球菌、麻疹・風疹混合(MR)+ 水ぼうそう、水ぼうそう + おたふくかぜ + 肺炎球菌 など、ほとんどの組み合わせが可能です。同時接種は理論上、何本でも可能ですが、当クリニックは子どもの受ける苦痛を考えて、最大で三本までにとどめています。

 例外的に同時接種ができない組み合わせは、1) 定期接種どうし(三種混合 + 麻疹・風疹混合 など)、2) 集団接種(BCG、ポリオ)と個別接種(三種混合、ヒブなど)の同日接種、の二つだけです。これらは医学的な問題があるわけではなく、制度上の観点から外されています。

 同時接種の利点は、医療機関に何度も行かずに済むこと、複数の病気に対する免疫を一度に得られることです。この機会にぜひ、同時接種をご検討ください。

 なお、一般診療の時間帯の予約枠を、従来は午前2人と午後2人に制限していましたが、今年5月から制限を撤廃いたしました。保育園・幼稚園や学校などに通っていて、予防接種の時間帯(14時から14時30分まで)に来院できない方は、一般診療の時間帯をどうぞご利用ください。

 追記(8月17日);インフルエンザワクチンは、他のワクチンとの同時接種を控えさせていただきます。医学上の問題点がある訳ではありません。秋季から冬季にかけての繁忙期に当たるから、という社会的な理由です。よろしくご了承ください。

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