2014年7月16日水曜日

A型肝炎ワクチン

 A型肝炎は、公衆衛生が劣悪な環境で多発します。日本は上下水道の整備などにより、A型肝炎の感染者を見る機会がほとんどありません。A型感染は慢性化することなく治りますが、まれに劇症化して死亡する例があります。劇症化の頻度は年齢とともに増加します。
 東南アジアなどの流行地に渡航する方には、ワクチン接種をお勧めいたします。1歳以上の子どもに接種できます。間隔は初回をゼロとして、2〜4週後と24週後の計3回です。2回だけでも、2〜3年間は抗体が維持されます。他のワクチンとの同時接種もできます。
 接種をご希望の方は事前にお申し込みください。

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