2025年1月12日日曜日

感染症情報(2025年1月前半)

  保育園・幼稚園・学校の冬休みは、全国一斉の学級閉鎖と同等の効果を招き、かぜやインフルエンザが一時的に急減しました。当院におきましても、14日の診療再開以来の1週間、混み合うことはほぼありませんでした。しかし保育園・幼稚園・学校の再開に伴い、かぜやインフルエンザの流行がまた始まると予想されます。当院は人数制限をして患者さんをお断りすることはいたしません。かかりつけの方も初診の方もすべてお受けしてしっかり診療いたしますので、どうぞ安心してご来院ください。

スギ・ヒノキ花粉情報(第1報)

 2025年のスギ・ヒノキ花粉情報の第一報です。

 今年のスギ花粉の飛散時期は例年並みです。関東地方は2月中旬と予想されています。飛散量は例年よりもやや多い見込みです。 

 当院はアレルゲン免疫療法を行っています。花粉症を根本から治そうという取り組みです。毎年の花粉症にお悩みの方はどうぞご相談ください(http://tamai-kids.blogspot.com/2020/11/blog-post.html

2025年1月9日木曜日

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の助成措置が1年間延長されます

  HPVワクチンの接種機会を逃した女性に対する無料の救済措置「キャッチアップ接種」について、期限が2026331日まで」1年延長されました。期限延長に伴い、対象者は「199742日〜200941日生まれの女性」に拡大されます。ただし3回接種のうち1回は当初の期限である2025331日までに済ませることが条件です。

 今夏以降、ワクチンの需要が大幅に増加し入手困難であることに対する措置とされています。当院におきましても、ワクチン不足の折からご予約を窓口と電話に限らせていただいていましたが、供給量が増える見通しがたちましたので、本日(2025年1月9日)よりインターネットでのご予約も承ります。

HPVの有効性(子宮頸がんの予防効果)と安全性(重篤な副反応が稀であること)は、国内外の多数の研究で明らかにされています。当院はワクチン接種を推奨しています。

2024年12月26日木曜日

栄養相談のご案内

 当院は第2、第4火曜日の午後2〜3時に栄養相談を実施しています。担当は江崎グリコ株式会社から派遣される「管理栄養士・子供心理カウンセラー」の方です。

 乳幼児健診の時間帯に行いますが、どなたもご参加いただけます。お子様の食事や栄養でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。予約制です。電話か窓口でお申し込みください。

 なお、2025年2月は11日が祝日のため、4日(第1)と25日(第4)に行います。

2024年12月13日金曜日

マスク着用のお願い

 インフルエンザの流行が始まりました。待合室が混み合いまして、皆様にご迷惑をおかけしています。

 発熱している方、咳が出ている方は、マスクを必ずご着用ください(着用が難しい乳幼児につきましては、ハンドタオルなどをご用意ください)。マスクを持参されていない場合、当院でマスクをご購入いただきます。

 院内感染の拡大防止のため、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

2024年9月25日水曜日

乳幼児の予防接種が新しくなります

 41日に四種混合ワクチン (ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ) とヒブワクチンが一体化され、五種混合ワクチンになりました。注射の本数が一つ減りました。

 101日に肺炎球菌ワクチン15価から20に換わります。約100種類の血清型がある肺炎球菌の中で、重症化しやすい20種類の血清型を含むワクチンです。15価よりも優れた予防効果を期待できます。

「四種混合ワクチン + ヒブワクチン」「15価肺炎球菌ワクチン」を接種した場合、残りの必要回数も同じワクチンを接種することが原則とされています。ただし「15価肺炎球菌ワクチン」を途中で「20価肺炎球菌ワクチン」に変更することは、保護者のご同意をいただければ認められています。当院は、より良い予防効果を得るために、20価ワクチンの接種を推奨しています。

2024年8月27日火曜日

病児保育事業の存続に向けて

 十六山病児保育室Bambini9月末日をもって閉鎖される予定です。当院かかりつけの保護者の方々から、「わが子が病気になった時の預け先がなくなる」との不安と困惑の声が数多く寄せられています。

 働く女性たちが社会で活躍するために、病児保育の存在は不可欠と考えます。公共性の高い病児保育事業を存続させるために、当院はオンライン署名活動に協賛いたします。皆様のお声を大和市に届けていただければ幸いです。詳細は https://chng.it/dFTjvWzHrq をご参照ください。