2021年6月23日水曜日

新型コロナウイルスワクチン情報 (12)

 当院における接種対象者は大和市在住の方です。623日現在、60歳以上の方、59歳未満で基礎疾患のある方に接種券が発送されています。626日から、施設従事者、学校・幼稚園・保育園の従事者、要介護認定45の方のご家族などに接種券が発送される予定です。60歳未満の方への接種券発送時期は7月下旬以降です。

 当院の接種予約は大和市予約システムを通じて行います。電話や窓口での受付は行っておりません。接種実施日時は火曜日と金曜日の121530分です。730日までの予約枠を設けております。なお、予約枠が少なくご迷惑をおかけしています。大規模接種会場(ポラリス、北大和小学校など)の利用もご検討ください。7月25日までの土・日曜日に実施される予定です。いずれの日時も十分な空き枠があるようです。

 今後、接種対象者が20歳以下に広げられましたら、当院におきましても予約枠を大幅に広げる予定です。今しばらくお待ちください。

 ファイザー製ワクチンは、標準として、1回目から3週間後(3週間後の同じ曜日)に2回目を接種することになっています。1回目の接種から3週間を超えた場合、できるだけ早く2回目の接種を受けてください。接種間隔が3週間を超えた場合の効果は十分に検証されていませんでしたが、WHO、米国、EUの一部の国では、3週間を超えた場合でも、1回目から6週間後までに2回目を接種することを目安として示しています。日本の厚生労働省も、この見解を支持しています。間隔が少々空いても、有効性に問題はないようです。

2021年6月14日月曜日

感染症情報(2021年6月前半)

・急性上気道炎(かぜ)が乳幼児〜学童の間で流行しています。保育園・幼稚園の新入生に多くみられます。主な症状は鼻水と咳です。12日間の発熱を伴う場合もあります。

・溶連菌感染症による「のどかぜ」が散見されます。主症状は発熱と咽頭痛です。発疹を伴うことがあります。

・RSウイルスによる細気管支炎が乳幼児の間で流行しています。主症状は激しい咳と喘鳴です。乳児では肺炎を併発する危険があります。RSウイルス感染症の詳細は「院長のコラム」をご参照ください。

・胃腸炎が乳幼児の間で流行しています。主症状は嘔吐と下痢です。発熱を伴うことがあります。

・新型コロナウイルスの大和市内での6月(14日まで)の感染者数は65名です。2050代が流行の中心です。10歳未満児の感染者数は9名です。6月初旬、市内の私立幼稚園でクラスターが発生しました。教職員(2名)から園児への感染と推測されます。感染した園児の過半数が無症状でした。子ども同士の伝播はなく、感染はすでに収束しています。

・水ぼうそう、おたふくかぜの流行はありません。現在、おたふくかぜワクチンが不足しています。ワクチンの製造過程に問題を生じ、出荷が停止されたためです。少量ずつでも入荷できるように努めています。なお、現在出回っているワクチンの品質に問題はありませんので、すでに予約されている方は安心して接種をお受けください。

・麻疹は昨年、神奈川県で1名(全国で13名)、風疹は昨年、神奈川県で8名(全国で100名)の報告がありました。今年、国内の発生報告は、麻疹2名、風疹7名(神奈川県で1名)です。感染者の多くはワクチン接種歴がないか不明の成人です。妊婦が風疹に罹ると、赤ちゃんに先天性風疹症候群を生じる危険があります。昨年、1名の報告がありました。1歳と就学1年前の2回、MRワクチンを接種しましょう。成人で風疹ワクチンを一回も接種していないか、一回しか接種していない場合、ぜひ二回接種を行ってください(ただし、女性は妊娠中に接種できません。接種後2ヶ月は避妊が必要です)。風疹の流行を止める唯一の手段はワクチンの普及です。成人男性(昭和3742日から昭和5441日までに生まれた男性)を対象とした抗体価測定(無料)とワクチン接種(無料、定期接種)が国の施策により行われています。本制度の期限は2022331日とされています。該当する方は検査とワクチン接種をご考慮ください。当院においても受け付けています。また大和市は、市内在住で19歳以上の妊娠を希望する女性(妊婦または妊娠の可能性がある方は除く)とその配偶者に対して、MRワクチン接種の一部公費助成を行っています。当院においても受け付けしています。接種前に申請が必要です。詳細は大和市役所にお尋ねください。

新型コロナウイルスワクチン情報 (11)

  524日(月)から「大和市ワクチン接種予約システム」が稼働しています。接種対象者は原則として大和市在住の方です。現在、65歳以上の方の予約を承っています。65歳未満の方の受付開始日は未定です。本システムによる予約は一回毎になっています(二回目の接種はあらためて予約が必要です)。詳細は大和市ホームページをご参照ください。

 当院の接種予約は本システムを通じて行っています。電話や窓口での受付は行っておりません。また、小児科クリニックゆえに、ご高齢の方への接種枠はごく少数にとどめております。ご了承をお願い申し上げます。今後、接種対象が当院かかりつけ患者さんの親御さんの年代(20〜40代)に拡大されましたら、接種枠を増やす予定です。ファイザー製ワクチンにつきましては、対象年齢が1215歳に拡大されました。接種対象が小児科年齢(20歳以下)に拡大されましたら、接種枠を大幅に増やす予定です。

国と自治体(大和市)は、65歳以上の方の二回接種を7月末までに終えることを目標に、個別接種と集団接種を同時に進めています。これまでワクチンの供給が少なく接種が滞っていましたが、大和市の説明によりますと、5月下旬以降ワクチンは潤沢に届いています。接種しそびれることは決してありませんので、どうぞご心配なく計画をお立てください。

2021年5月12日水曜日

新型コロナウイルスワクチン情報(8)

 日本で214日に新型コロナウイルスワクチンの接種が始まり、510日時点で医療従事者と高齢者に約473万回の接種が行われました。

 日本における副反応疑い例は、厚生労働省のホームページで確認することができます。現在、422日までの報告が掲載されています。急性アレルギー反応のアナフィラキシーについて、医療機関から580件の報告があり、このうち国際基準に該当するのは94件(女性85件、男性9件)でした。発生頻度は100万接種に37件と推定されます。女性に多い理由ははっきりしませんが、化粧品に用いられるポリエチレングリコールがファイザー製ワクチンに含まれることが可能性としてあげられています。アナフィラキシーと報告されたほぼ全ての例が軽快しています。約2万人を対象とした接種後健康調査によると、発熱、頭痛、倦怠感は2回目接種後に多くみられます(発熱38%、頭痛54%、倦怠感69%)。接種部位の痛みは12回目ともに90%以上です。発熱、頭痛、倦怠感、接種部位の痛みは、ワクチンの副反応として想定内の出来事です。現時点で、ワクチンの安全性に関する重大な懸念はありません。

 大和市では412日から高齢者施設に入所中の方への施設内接種が始まりました。517日から一般の高齢者(85歳以上の方)に向けた集団接種が始まります。524日から75歳以上の方に向けた集団/個別接種が始まります。65歳以上の方の開始日は未定です。当院で5月下旬から大和市の予約システム(http://www.city.yamato.lg.jp/web/shing/shing00000001_00011.html)を介して予約の受付を開始する予定です。詳細が決まり次第、ホームページに掲載いたします。

2021年5月2日日曜日

乳幼児健診、栄養相談のお知らせ

 当院は第二、四火曜日の1415時、乳幼児健診に併設して、江崎グリコ株式会社のご厚意により、専門の栄養士による栄養相談を行っています。乳幼児健診以外の方の相談も予約制で承ります。

 第一、第三、第五火曜日の乳幼児健診で、雪印ビーンスターク株式会社のご厚意により、「雪印ぴゅあ」サンプルをおひとり様に1個、進呈しています。

2021年4月24日土曜日

スギ・ヒノキ花粉情報2021〔6〕

 2021年のスギ・ヒノキ花粉情報の第六報(最終版)です。

 スギ花粉のピークはすでに過ぎています。例年は5月上旬まで飛散が確認されますが、今年は4月下旬に終了する見込みです。ヒノキ花粉のピークも過ぎて、飛散量は頭打ちになってきました。5月上旬に終了する見込みです。スギ・ヒノキ花粉症シーズンの終わりが見えてきました。

 当院はアレルゲン免疫療法を行っています。花粉症を根本から治そうという取り組みです。スギ・ヒノキ花粉の飛散が終わった後(おおよそ5月下旬)から治療を開始できます。院長のコラム「アレルギー性鼻炎を治す舌下免疫療法」をご参照のうえ、お気軽にご相談ください。

2021年4月11日日曜日

新型コロナウイルスワクチン情報 (6)

  新型コロナウイルスワクチンの高齢者への接種が4月12日から始まります。大和市では高齢者施設に入所されている方々(約1,000人)に最初の接種が行われる見込みです。

 新型コロナウイルスワクチンに関する知見がかなり増えてきました。ワクチンの有効性と安全性に関して、国立国際医療研究センター・忽那賢志医師の論説が参考になります。忽那医師は、科学的な根拠に基づいた論説を随時発表されており、非常に参考になります。一般向けの分かりやすい記述ですので、皆様にもぜひ御一読いただきたい情報です。

 https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210411-00231933/

 ワクチンは、自分自身のために、そして自分の家族や周囲の人たちのために、ぜひ接種していただきたいと玉井は考えています。