2016年2月24日水曜日

B型肝炎ワクチンの定期接種化(第二報)

 B型肝炎ワクチンの定期接種化がほぼ確定しました。
 定期接種の開始時期は「平成28年10月」の予定です。 
 定期接種の対象者は「平成28年4月以降に出生した、1歳未満児」です。 
 標準的な接種方法は、1回目を生後2ヶ月、2回目を生後3ヶ月、3回目を生後7〜8ヶ月(2回目から5ヶ月あける)に行い、遅くとも1歳前に終えること、とされています。
 しかし、4月に出生した子どもが10月に始める定期接種を受けるためには生後6ヶ月まで接種を控えなければならず、それ以前に行うと任意接種の扱いになってしまいます。また、対象年齢外(平成28年3月までに生まれた子ども)の移行措置は、今のところ考えられていません。これらの矛盾点については継続審議中のようです。