子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルス = HPVワクチン)の定期接種が、2023年4月1日から更新されます。従来は4価ワクチン(HPV 16, 18, 6, 11型)で、子宮頸がんの70%を防止することができました。今後は9価ワクチン(4価に加えてHPV 31, 33, 45, 52, 58型)に変わり、子宮頸がんの90%を防止できるようになります。
2023年3月31日までに4価ワクチンの1回または2回接種を済まされた方は、残りの回数で9価ワクチンを接種することができます。
定期接種の対象年齢は小学6年〜高校1年です。接種機会を逃した方(1997年4月2日〜2006年4月1日生まれの女性)も、2025年3月までの間、定期接種として無料で受けられます。当院は年齢に関わらず、対象となる方にワクチンを接種いたします。