HPVワクチンの接種機会を逃した女性に対する無料の救済措置「キャッチアップ接種」について、期限が「2026年3月31日まで」に1年延長されました。期限延長に伴い、対象者は「1997年4月2日〜2009年4月1日生まれの女性」に拡大されます。ただし3回接種のうち1回は当初の期限である2025年3月31日までに済ませることが条件です。今夏以降、ワクチンの需要が大幅に増加し入手困難であることに対する措置とされています。
HPVの有効性(子宮頸がんの予防効果)と安全性(重篤な副反応が稀であること)は、国内外の多数の研究で明らかにされています。当院はワクチン接種を推奨しています。
【一部修正(11月30日)】 上記の情報につきまして、公的な通知は未達です。国のワクチン分科会での審議を経て、来年1月以降に正式決定される見込みです。