海外から持ち込まれた麻疹(はしか)が、関西空港を中心に拡大しています。関西空港内の誘導や受付を担う社員16名が麻疹を発症し、21名が疑い例とされています。発端者は、8月18日に麻疹と診断された20代女性のようです。
関西空港を利用した近畿在住6名の感染も確認されています。そのうちの1人(19歳男性)は、麻疹を発症しているにもかかわらず、8月14日に幕張メッセで開かれた大規模コンサートに参加していました。後日、コンサートの参加者2名が麻疹を発症しました。
これとは別に、8月26日、立川市のイベントホールで行われたアニメ関係のイベントに麻疹患者が参加していたことが判明しています。
麻疹の潜伏期間は10〜12日です。麻疹ワクチンの接種歴がなく、発熱、咳、鼻水、眼球結膜の充血などを認めた場合、医療機関を受診する際は必ず事前に電話連絡してください。待合室での感染を防ぐため、裏口から入って別室で待機していただきます。
ワクチン接種対象年齢に達している子どもは、できるだけ早くワクチンを接種しましょう。
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