風疹の流行が報じられています。神奈川県では、本年7月15日までに、48人(男性34、女性14)が罹患しました。大和保健所管内では2人です。年齢別では20歳以上が75%以上を占めます。全国的には、関西圏と関東圏で流行しています。全患者594人の約80%が男性で、年齢では20~40代が目立ちます。この年代の男性の多くがワクチンを接種していないことが原因です。
免疫不十分な妊娠初期の女性が風疹にかかると、胎児が先天性心疾患や難聴や白内障を発症する場合があります。定期接種の時期に該当する子どもはもちろんのこと、妊婦の家族や周囲にいる人(特にワクチン未接種の人)は、ワクチンを積極的に接種していただきたいと願います。また、妊娠中にワクチン接種はできませんので、妊娠を希望している女性は妊娠前にワクチン再接種について、医師にご相談ください。
※ 風疹の流行については、院長のコラム(2012年7月21日)もご参照ください。
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