エンテロウイルスD68型(EVD-68)による下気道感染症(主に喘息性気管支炎)のごく一部に急性弛緩性麻痺が見られるとの報告が相次いでいます。昨秋に米国でアウトブレイクし、わが国への拡散が懸念されていました。このたび日本小児神経学会が緊急調査を行った結果、8月1日からの約3ヶ月間で47例の中間報告がありました(11月2日付)。年齢は0〜11歳(中央値3歳)です。
急性弛緩性麻痺はきわめて頻度の低い合併症であり過度に恐れる必要はありませんが、万一、呼吸器症状が続いている最中に四肢の麻痺が現れた場合は早急に医療機関を受診してください。
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