2019年4月1日時点で40〜57歳 (1962年4月2日〜1979年4月1日生まれ) の男性は、他の世代よりも風疹に対する免疫の保有率が低く、このことが風疹流行の原因になっています。そこで、この世代の男性を対象に、風疹の抗体検査とワクチン接種が費用の自己負担なく受けられる事業が、国 (厚生労働省)の事業として始まりました。風疹の第5期定期予防接種といいます。
対象の男性は、まず血液を採取して、風疹に対する免疫の有無を調べる抗体検査を行います。その結果、免疫が十分でないことが判明したら、ワクチンを受けることができます。自治体からクーポン券が送られてきましたら、まずは医療機関にご相談ください。当院も本事業に参加しています。
なお大和市は独自に、本事業の対象外の方に対する風疹予防接種の一部公費助成を行っています。ワクチン接種に際し、抗体検査は必須ではありません。対象者は、大和市在住の19歳以上の方で、妊娠を希望する女性、ならびに妊婦の夫です (妊婦は接種できません)。詳細は市役所にお問い合わせください。
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