季節性のかぜが流行しています。保育園に入って間もない乳幼児が繰り返し感染するケースが多いです。ただし重症患者を診る機会は少なく、外来診療は比較的落ち着いています。
代表的な夏かぜのひとつであるヘルパンギーナと手足口病が流行し始めました。乳幼児(主に1〜5歳)の間で流行する夏かぜの一種で、エンテロウイルス属(コクサッキーウイルスA群、エコーウイルスなど)の感染で起こります。流行のピークは例年6月から7月頃です。突然の発熱で始まり、高熱(38〜40℃)が2〜3日間と喉(のど)の痛みが3〜5日間続きます。喉の奥の粘膜に小さい水庖がみられることが特徴です。最初はヘルパンギーナのようにみえて、後に手足に発疹が現れて手足口病の診断に変わることもあります。いずれも特効薬はなく、発熱や咽頭痛などに対する対症療法がメインです。