2015年7月26日日曜日

水痘(水ぼうそう)の大幅な減少

 水痘(水ぼうそう)の患者数が昨年末から大幅に減少し、今年前半は過去10年間で最低水準になったことが、国立感染症研究所の調査で明らかにされました。
 昨年10月から水痘ワクチンが定期接種化され、免疫を持つ子どもが増えたため、流行が抑えられている可能性があります。
 水痘は、毎年100万人が発症し、4000人が入院し、20人が亡くなる病気です。1歳の誕生日を迎えたら、麻疹・風疹(MR)ワクチンなどと同時に水痘ワクチンを接種しましょう。また、1回目から3ヶ月以上たてば2回目の接種ができます。

2015年6月28日日曜日

ドクターズ・ファイル

ドクターズ・ファイルに紹介記事が掲載されました。ホームページをご参照ください。

2015年5月15日金曜日

日本が「麻疹 排除」の認定へ

 日本は「麻疹の排除状態にある」と世界保健機構(WHO)から認定されました。麻疹の排除状態の定義は「国内での土着株による麻疹感染が12ヶ月以上ないこと」です。数年前まで日本は「麻疹の輸出国」と非難されていたことを考えると隔世の感があります。この快挙は、MRワクチンの接種率が1期2期ともに95%以上を達成していることによります。
 ただし、外国からの輸入株(昨年は主にフィリピン株)による麻疹の発生が散発的に続いています。MRワクチンの対象年齢の子どもは、できるだけ早い時期にワクチンを接種しましょう。1期は1歳の誕生日から、2期は幼稚園・保育所の年長組になった日(4月1日)から、それぞれ1年間です。
 1歳未満の赤ちゃんは、麻疹から身を守る術がありません。高い接種率を保つことで麻疹の排除状態を維持し、赤ちゃんが麻疹感染に怯えずにすむ世の中にしたいものです。


2015年4月3日金曜日

子どもの総合医

 平成27年4月1日、「子どもの総合医;地域総合小児医療認定医」を取得いたしました。この資格は「子どもを守るために以下の責務を果たすことのできる小児科専門医」と規定されています。
・ 地域の子どもの健全な心身の発育のために育児支援を行い、医療・保健・福祉の推進に寄与する。
・ 障害のある子どもを含め、子どもの代弁者として、すべての子どもと家族が適切な身体的・精神的・社会的支援を受けることができるように寄与する。
・ 子どもが適切な医療・保健・福祉を継続して受けられるように、医療機関、行政機関、教育機関、地域社会などの「子どもの関わる人々」とのネットワークを構築し、その中心的な役割を果たす。
・ 救急・時間外診療を含めた地域の一次・二次医療を実践する。病状によっては、専門医療機関とも適切に連携する。
・ 健康増進の啓発活動、教育、調査・研究活動を行う。
・ 地域の子どもを守るために地域政策へ積極的に貢献する。
 これらの理念は、当院が開業以来ずっと目指してきたことです。専門医の取得は、長年にわたる活動が評価された結果と考えています。これからも皆様の健康のお役に立てる小児科玉井クリニックであるように努めてまいります。

2015年3月29日日曜日

麻疹・風疹ワクチンの公費助成(平成27年度)

 大和市は平成27年度においても、成人の麻疹・風疹(MR)ワクチンの接種費用を助成します。対象者は、大和市に居住していて、(1) 妊娠を希望する女性(妊娠中またはその可能性のある方は接種できません)、(2) 現在妊娠中の女性の夫、です。ただし、風疹に明らかに罹ったことがある方、ワクチンをすでに2回接種している方、平成25年度以降に大和市の助成制度をすでに利用した方は対象外です。助成期間は平成27年4月1日から平成28年3月31日までです。当院においても接種しています。接種費用は3720円です(自費接種9720円のところ、大和市から6000円の助成があります)。予約が必要ですので、窓口または電話(046-277-3030)でお問い合わせください。

 風疹は平成25年に全国的な流行がありました。その影響で、先天性風疹症候群に罹った赤ちゃんが9人いました。たいへんに不幸なことです。先天性風疹症候群はワクチン一本で防げる病気です。免疫抗体の保有者が少ない20〜40代の方々は、ぜひワクチンの接種をご考慮ください。

2014年12月27日土曜日

小児慢性特定疾病 指定医

 平成27年1月1日、「小児慢性特定疾病」の医療費助成制度が一新されます。当院はこれに際し、「小児慢性特定疾患 指定医」の資格を取得しました。医療費助成の申請に必要な「医療意見書」を作成することができます。申請をご希望の方は、お気軽にご相談ください。
 新制度では、従来の514疾病に加えて107疾病を対象とし、小児慢性特定疾病は704疾病に拡大されます。新たな対象となる疾病には、ダウン症候群、レックリングハウゼン病(神経線維腫症)、ヒルシュスプルング病などが含まれます。詳細につきましては、小児慢性特性疾病情報センターのホームページ(shouman.jp)をご参照ください。
 当院は従来から、成育外来(土曜午後)において、慢性疾患をもつ子どもたちとそのご家族の支援を行ってまいりました。子どもの健全な育成のために、医療費助成のための医療意見書を作成するだけでなく、最新の情報を提供したり、医学的な助言を行ったり、関係機関(教育、行政、医療など)との連絡調整を行います。

2014年12月25日木曜日

インフルエンザワクチンの効果


今シーズン流行中のA香港型インフルエンザについて、15歳以下の小児でワクチンの効果が高いことが、慶応大学小児科の臨床研究で明らかにされました。接種を受けた小児(生後6ヶ月以上、15歳以下)の約60%にインフルエンザの発病を抑える効果が見られています。