インフルエンザの流行が始まりました。去年と比較して約1か月半も早い流行開始です。園や学校により流行状況が異なりますので、お子さんの通っているところの情報に注意してください。
症状は発熱と咳、鼻水、のどの痛みです。強いだるさ、頭痛、関節痛・筋肉痛といった全身症状は、小さな子どもでは訴えがはっきりしないこともあります。腹痛、嘔吐、下痢を伴うこともあるもあり、胃腸炎との鑑別に注意が必要です。
治療は症状に応じた対症療法と抗インフルエンザ薬です。多くは自然軽快する疾患でもあり、抗インフルエンザ薬の投与は必須ではありません。幼児や基礎疾患がありインフルエンザの重症化リスクが高い患者さん、呼吸器症状が強い患者さんには投与が推奨されます。発症後 48 時間以内の使用が原則です。早期投与による重症化予防効果が示されていますので、濃厚接触があり症状が当てはまる場合には早めのご来院をお願いします。