2026年11月4日水曜日

感染症情報(2026年10月後半)

いつも当院の感染症対策にご協力いただきありがとうございます。10月後半の感染症の状況をお知らせします。

・インフルエンザ

当院では一時期に比べて減っていますが、引き続きインフルエンザのお子さんが受診されています。流行が収まったというわけではありませんので、園や学校、ご家庭での感染には引き続きお気をつけください。

・発熱、咳、鼻水を伴うかぜ症状

発熱と軽い咳・鼻水があり、インフルエンザや新型コロナの迅速検査では陰性で、かぜと診断するお子さんが継続していらっしゃいます。多くは数日以内に熱が下がりますが、中には発熱が1週間以上続き、採血などで詳しく調べることもあります。また、経過中に咳や呼吸の状態が悪くなり喘息発作や肺炎を疑うお子さんもいらっしゃいます。

熱が続く、咳が強くなる、ゼーゼーする、呼吸が苦しそうといった場合は、ためらわずご受診ください。 水分がとれない、尿が少ない、元気がなくぐったりしている場合も早めの受診が大切です。一度受診していても、その後の様子が変わったときは遠慮なくご相談ください。

神奈川県内では、RSウイルス感染症やマイコプラズマ肺炎の報告も続いています。検査の結果だけでなく、その後もお子さんの様子が普段と異ならないか観察をお願いします。

・胃腸炎

大きな流行にはなっていませんが、嘔吐や下痢で受診するお子さんが時々いらっしゃいます。水分がとれているか、尿が普段どおり出ているかにもお気をつけください。

・そのほかの感染症

手足口病とヘルパンギーナがそれぞれ1名ずつみられました。当院では夏のような流行は落ち着いていますが、園などで流行のお知らせがある場合には引き続きご注意ください。

アデノウイルス感染症と溶連菌感染症もそれぞれ1名ずつで、当院では目立った流行はありませんでした。10月後半は新型コロナ、水痘(水ぼうそう)、おたふくかぜと診断したお子さんはいませんでした。

引き続き手洗い、換気、咳エチケットを心がけましょう。体調がすぐれないときは無理をせず休養をとってください。

【今月のTIPS】胃腸炎の予防には、石けんと流水での手洗いを

アルコール消毒だけでは対策が十分でないウイルスもあります。特に、胃腸炎の原因となるノロウイルスへの対策では石けんと流水でウイルスを洗い流すことが大切です。

食事の前、トイレの後、おむつ交換の後には指先や指の間、親指のまわりまで丁寧に洗い、清潔なタオルやペーパータオルで拭きましょう。おむつ交換などで手袋を使った場合も外した後の手洗いをお願いします。

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