2020年4月13日月曜日

感染拡大防止のためのお願い

 当院は感染拡大防止に細心の注意を払いながら、平常どおりの診療を行っています。ご来院くださる皆様には、安心・安全な待合室と診察室を維持するために、以下のご協力をよろしくお願い申し上げます。

1. 二週間以内に海外から帰国された方、新型コロナウイルス感染者との接触が疑われる方、集団発生があった場所を訪れた方、発熱と呼吸器症状が4日以上持続している方は、院内に直接入らず、帰国者・接触者相談センターへのご連絡をお願いいたします。帰国者・接触者相談センターの電話番号が4月22日から変更されます(045-285-1015、24時間対応)。新型コロナウイルス感染症専用ダイヤルはそのまま継続されます(045-285-0536、9〜21時)。

2. 待合室で適切な間隔(2メートル)を確保するために、最小限の人数でご来院ください。一人の子どもには片親だけが付き添う、元気な兄姉は(留守番が可能であれば)自宅にとどまる、等のご協力をお願いいたします。4月24日時点で、待合室は空いていますので、十分な間隔をとることができています。室内の換気にも努めています。

3. 咳エチケットの一つとして、マスクの着用をお願いしています。マスクが無いか、マスクを着用できない乳幼児の場合、ハンドタオルやハンカチで口元を覆い、咳やくしゃみの飛沫を散らさぬ工夫をお願いいたします。

4. 予約制(順番待ちシステム)をご活用ください。ご自分の順番が近づいた時点でご来院いただければ、待合室で過ごす時間が短くなります。

5. 予防接種と乳幼児健診は、一般の診療とは別の時間帯に行っています。もしも一般の診療の時間帯に来られる場合、乳幼児は別室で待機できるように配慮いたします。予防接種を遅らせることは、病気に感染する危険を増やすことになります。ぜひ、受けるべき時期にしっかり受けてください。

6. 慢性疾患(気管支喘息、アレルギー性鼻炎・花粉症、アトピー性皮膚炎、夜尿症、便秘症、頭痛など)の治療中で、病状が安定している方につきましては、電話再診などをご利用いただけます。現在の状態を電話で説明していただくか、保護者の方だけが来院して直接説明していただくか … どちらの方式も可です。

2020年4月1日水曜日

乳幼児健診の予約枠を増やしました。土曜日の午前にも行います。

 当院の乳幼児健診(8ヶ月児、1歳6ヶ月児)は、毎週火曜日の午後2〜3時に行っています。第2、4火曜日に栄養士による栄養相談も併設しています。
 このたび、乳幼児健診の枠を土曜日の午前にも拡大しました。これまで平日の受診が難しかった方、火曜日の枠に入れなかった方にも、受診の機会を提供できるようにいたしました。風邪などの感染を避けるために、待合室は一般とは別にいたします。ぜひご利用ください。
 なお、栄養相談のない日(第1、3、5火曜日および土曜日)に健診を受けられる方は、別途、栄養相談の予約を承ります。

* 第一報(4月1日)で「午後」の実施と記しましたが、「午前」の実施に訂正いたします。

2019年4月15日月曜日

視機能検査を導入いたします

[1] 乳幼児健診(8ヶ月児、1歳6ヶ月児)における視機能検査
 子どもの弱視は2〜3%の確率で生じます。弱視の95%は早期発見・早期治療により改善が見込まれます。
 当院は2019年4月から乳幼児健診において、機器を使用した視機能検査を実施いたします。近視、遠視、乱視、斜視、不同視、瞳孔不同を調べることができます。子どもへの身体的負担は一切ありません。また、検査にかかる費用はありません。

[2] 一般診療における視機能検査
 一般診療におきましても目に関する心配事のご相談を承ります。以下の症状が気になる方はお申し出ください。
  ・視線が合わない
  ・目の位置や動きが気になる
  ・片目を隠すと嫌がる
  ・ものを近くで見ようとする
  ・ものを見るとき、顔を傾ける
  ・ものを見るとき、目を細める
  ・ものを見るとき、上目遣いになる
  ・横目でものを見る
  ・明るい戸外で片目をつぶる
 視機能異常が疑われる場合、検査費が発生いたします。ご了承をお願い申し上げます。

2019年4月10日水曜日

風疹の第5期定期予防接種が始まりました

 2018年夏以降、風疹が流行しています。感染者の96%が成人で、男性は女性の約4.5倍、特に30〜40代の男性に多いことが報告されています。さらに女性では20〜30代が多く、先天性風疹症候群の発生が懸念されます。2012〜13年の流行時は、45人の先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれました。先天性風疹症候群の発生を防ぐ唯一の方法はワクチンの接種です。
 2019年4月1日時点で40〜57歳 (1962年4月2日〜1979年4月1日生まれ) の男性は、他の世代よりも風疹に対する免疫の保有率が低く、このことが風疹流行の原因になっています。そこで、この世代の男性を対象に、風疹の抗体検査とワクチン接種が費用の自己負担なく受けられる事業が、国 (厚生労働省)の事業として始まりました。風疹の第5期定期予防接種といいます。
 対象の男性は、まず血液を採取して、風疹に対する免疫の有無を調べる抗体検査を行います。その結果、免疫が十分でないことが判明したら、ワクチンを受けることができます。自治体からクーポン券が送られてきましたら、まずは医療機関にご相談ください。当院も本事業に参加しています。
 なお大和市は独自に、本事業の対象外の方に対する風疹予防接種の一部公費助成を行っています。ワクチン接種に際し、抗体検査は必須ではありません。対象者は、大和市在住の19歳以上の方で、妊娠を希望する女性、ならびに妊婦の夫です (妊婦は接種できません)。詳細は市役所にお問い合わせください。

2019年1月20日日曜日

抗インフルエンザ薬「ゾフルーザ」の使用に関する当院の方針について

 新規の抗インフルエンザ薬である「ゾフルーザ」が脚光を浴びています。一回の服用で効く、従来の抗インフルエンザ薬(タミフル、リレンザなど)よりも切れ味が良い(良さそうだ)、何よりも新しいのがいい! などの利点が強調されています。おかげで売れ行きが良すぎて品不足に陥っている有様です。
 しかし本当に良いことばかりなのでしょうか?  罹病期間の短縮はタミフルと変わりありません。ウイルス排泄期間の短縮はタミフルよりも優れていますが、飛沫予防策の期間は変わりません。なによりも最大の欠点は、治療中に10%以上の確率でインフルエンザウイルスが耐性化する可能性が指摘されていることです。とくに小児では23%と高率です。耐性ウイルスに感染した場合、罹病期間もウイルス排泄期間もタミフルより長くなります(ほとんど効いていないのと同じことになります)。薬剤耐性化の傾向は A/H3N2型(香港型)で顕著です。今季ここまでA/H1N1型(いわゆる新型)が流行の中心でしたので、耐性化は大きな問題になりませんでしたが、今後A/H3N2型が流行した時にどうなるか心配です。また別の欠点として、薬価(値段)がタミフルの2倍近いことも挙げられます。
 以上の理由から、当院は今季、ゾフルーザの積極的な使用を控えています。従来の実績を踏まえて、タミフル、リレンザ、イナビルを第一選択薬にします。散剤(タミフル)がどうしても飲めない、吸入薬(リレンザ、イナビル)がどうしても吸えない、という小児に限って錠剤のゾフルーザを処方します。
 ゾフルーザは間違いなく良い薬です。今後のインフルエンザ治療薬の中心的存在になる可能性は大いにあります。耐性化のリスクが予想よりも低く、コストが下がれば、当院でも来季以降は積極的に採用してよいかなと考えています。

2018年12月14日金曜日

風疹が急増しています(第二報)

 風疹患者数は今なお増え続け、今年の累積患者数は全国で2452人(神奈川県内で343人)です。中でも30〜50代の男性が約7割を占め、20代の男女がこれに続きます(約2割)。ワクチン接種歴は「なし」か「不明」が大多数です。
 現在の状況は、前回に流行した2012〜13年と似ています。このときは先天性風疹症候群が45人を数えました。先天性風疹症候群は、生まれつきの心疾患・難聴・白内障などを伴う重い病気です。根本的な治療法はありません。ワクチンが唯一の予防法です。先天性風疹症候群の発生を防ぐためには、妊婦への感染を防止することが重要です。ワクチン未接種または一回のみ接種の成人(妊婦は除く)は、ワクチン接種を積極的に行いましょう。
 ・ 神奈川県は風疹抗体価の測定(血液検査)の費用助成を行っています。
 ・ 大和市は風疹ワクチン接種の費用助成を行っています。
 助成の対象には条件があります。詳細は窓口(受付)でお尋ねください。

2018年11月21日水曜日

保育園との連携を大切にしています

 このたび「十六山病児保育室Bambini」の連携医療機関を務めることになりました。十六山病児保育室Bambiniは、満1歳から小学2年生までの病児を預かる保育施設です。保育士と看護師が常駐し、子どもの保育と看護にあたっています。当院をかかりつけにされるお母さん(お父さん)の中に、子育てと仕事を両立すべく頑張っておられる方が大勢いらっしゃいます。子どもが病気にかかっても安心して預けられる病児保育施設があれば、仕事を休むことなく勤務を全うすることができます。子育て支援は小児科医の使命のひとつです。当院は十六山病児保育室Bambiniとの連携を重視していきたいと思います。
 https://yuunoufukushikai.net/16bambini/

 また、「ふたば林間保育園」の園医を以前から務めています。ふたば林間保育園は、生後8週から就学前までの子どもを預かる保育施設です。年二回の定期健康診断を行うなど、園児の健康に関するアドバイスを行っています。働くお母さん(お父さん)の子育て支援の一環として、ふたば林間保育園との連携も重視しています。
 http://www.futaba-nursery.jp